一人暮らしをはじめる際の注意点

「学校卒業と共に東京に上京する」と夢を膨らませている若者もいるだろう。
はじめての一人暮らしが東京、となればいろいろ不慣れな面が多いもの。ここでは、引っ越し時にやるべきことを紹介したいと思う。

まず、第一に行うべきことは、住む場所のリサーチである。スーパーやコンビニ、病院や銀行、図書館はどこにあるのか?もう一歩踏み込んで、どこのスーパーが安くて新鮮なものをそろえているのか?などを調べるといいだろう。一度下見に訪れて散歩がてら、見てみるのも面白いだろうし、折り込みチラシなどを見比べて検討してみてもいい。いずれにせよ、生活圏内の具体的な把握は東京での生活を楽しいものにできる。

そしていざ、引っ越し先が決まったなら、隣近所に挨拶をしなければならない。アパートやマンションなら、両隣りのお宅と、大家さんがいれば大家さんにも挨拶しておいた方がいいだろう。その際、地元から持ってきた手土産を持参しよう。はじめて一人暮らしをするのなら、わからないことや迷惑をかけることもあるかもしれない。そんなときのために、一種の予防線をはることが大切だ。そして毎日の挨拶は人を結ぶコミュニケーション手段のひとつであるため、ぜひしておきたいところだ。

その後にするべきなのが転居届などの諸手続きである。これは区役所や市役所などに行き、どうすれば一度に手続きができるのかを、職員に聞いてみるとよい。簡潔で的確なアドバイスをしてくれるはずである。

引っ越し時は、色々とやることが多くてつい無理をしてしまいがちだ。さらにはじめての東京暮らしは不安も出てくるものである。そんな忙しい時に大切なのは、一人で抱え込まないこと。周りの人にどんどん聞いて頼って、東京に馴染んでいくことが大切だ。